2017-10

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ベンチマーキング

PIO21熊本経営塾では、企業訪問、経営者インタビューを活動の中心に据えてます。

ベンチマーキング(BM)と呼ばれる活動です。


先日、東京本部の方々に帯同し、全国的にも知名度のある地場企業へBMを行いました。

そこは、創業70年を超えている企業なのですが、勢いが止まるどころか毎年進化し続けています。

その時の感想をみなさんにお伝えしたいと思います。


【全てを公開】

その企業は、いろんな質問に対し嫌な顔をせず、すべてのことを明確に答えてくれました。
売上高、利益率、過去のクレーム等を普通の企業であれば答えてくれそうにないことまで包み隠さず答えてくれました。

特にクレームのことに関してはその時に新聞に掲載したお詫びの広告や返品で戻ってきた小包を本社玄関の一番目立つ場所に飾ってありました。

なぜそういうことをしているかというと、その会社はその10数年前のそのクレームによって会社が方向転換できたそうです。

いわばそのクレームのおかげで現在の会社が存在し続けているし、もし今後、良くない方向に行こうとしていたら【あの時はこんなクレームがあった。】というふうにそれを全社員で意識できるようにということでした。

だからあえて一番目立つところに飾っているのだそうです。

それとびっくりしたのが1000人の社員全員や役員が1つの仕切りのないフロアーで机を並べて仕事をしていることです。
もちろん役員室も社長室もありません。仕切りがないので一年目の社員が社長に企画を直接渡すという事も可能なわけです。

1000人が同じフロアーで仕切りがない部屋で仕事をするという光景を見たことがありますか。せいぜい100人くらいでも多いくらいですよね。そこの社長は社員こそが宝という考え方なので社員といかにコミニュケーションが取れるかを重点に置いています。

通常の社長は社外のお付き合いが多く、自社の社員以外と食事等のコミニュケーションを取るという事が多いのですがそこの社長は社員以外の方と殆どといっていいくらい食事をしないそうです。それくらい社員を大事にして社員の意見を聞こうとしているのだそうです。


【めざすところは個人商店】

めざすところは個人商店だそうです。1000人の従業員を抱えながら個人商店だそうです。

その真意を尋ねたところ、「昔の駄菓子屋でもそうだけど、お客さんひとりひとりと深く暖かく思いやりの持って接するといつしかリピーターになり、そのリピーターがお客さんを連れてくる。なのでこれでもかというくらい一人のお客さんに対して情熱を注いだ接客をしている。」とのことでした。

私なりに解釈したのですが利益利益と数字からものを考えるのではなく、まずサービスをいかに充実させるかを考え、それがお客さんの喜びに結びつけたとき利益は後からついてくるということだと思います。


【上場しない理由】

企業規模からいくと株式公開も考えていいのではという質問をしました。

答えは今までも考えたことはないし、今後も考えるつもりはないとのことでした。
株式公開をしてしまうと株主に対して利益相反していることはすべて否定されてしまったり効率性をもっと上げろということで個人商店のような考え方が出来なくなるとの考えから、すべてのことを踏まえて本来、企業が目指すところではなくなるとこのことでした。

株式公開といったら経営者としてひとつの目標とされていることが多いなか、その企業は自分たちの信じた道をただひたすら純粋に突き進んでいる気がしました。

やはり、こういう企業は今後も残っていくんだと痛感しました。



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